交通事故治療への思い

交通事故での症状を承ることが可能な治療院さん、整形外科さんはたくさんありますが、当院での事故治療への取り組みは、代表のある思いがあります。

それは忘れられない二つの近しい人の事故でした。

【1.母親の交通事故】

私の母は20年以上も前に交通事故に遭いました。

友人の運転する車の後部座席に乗車していたのですが、横から追突されてかなりきつめのむち打ちと打撲を負いました。

命に別状はなかったのですが、その後病院に行き、「2週間は要安静」と指示されました。

安静と指示されただけですが、主だった治療は受けずそのまま2週間が経過しました。

代表はその時、まだ小学生くらいだったので、治療が~、損保会社が~、などの話はわかりません。

もちろん、母も人生初めての事故だったので対処の方法も分かりませんでした。
ましてや当時は一般家庭にはインターネットもなかった時代です。

2週間後、事故の治療の終了を告げられ、そのまま徐々に回復していくと思いきや、症状が遅れて出だしたのです。むしろ増悪しました。

患部の痛み、頭痛、吐き気、嘔吐が全く治まらず、それが1年以上続きました。

明らかに交通事故に起因する痛みだったらしいのですが。

交通事故の治療をすでに打ち切ってしまったので時すでに遅く、適切な治療を受けれませんでした。

その後、後遺症に苦しみ続け、毎年梅雨時期になると痛み、頭痛、吐き気に苦しみ、今では随分治まったものの完治には至っていません。

やはり交通事故・むち打ちの治療は初期段階での治療が非常に重要です。
症状は初期の段階で処置せずに経年してしまうと非常に回復が困難になる場合が多いのです。

治療家になってから「母の様な人を一人でも減らす為に早期治療の重要性を患者様にご理解頂く為に啓発・治療をしていこう。」そう思い皆様の施術に当たらせて頂いております。

これが事故治療に特化した専門院を作ろうと思った一つ目のきっかけです。

【2.同じ職場のスタッフの交通事故】

このお話は勤務時代のお話になるのですが・・・。

ある日、勤務先の受付さんの一人が交通事故にあったとの一報を受けました。
私がその職場にお世話になり1ヶ月が経過した時くらいだったと思います。

あとあと状況を聞いてみると車が横転するほどの事故だと聞きました。

当然その受付さんも無傷ではありませんでした。
確か検査入院を必要するほどの事故だったと聞いていたのですが、こちらも「2週間の安静」を告げられ安静にしておりました。

そして2週間後・・・。その受付さんは職場に自分の意志で復帰されました。
治療に関してももう問題ないだろうと自己判断して打ち切った後でした。

(え!?マシになったとしても治ってはいないんじゃないですか・・・。と心の中で思いましたが・・・。)

本人曰く「もう大丈夫だと思う!」とのことだったと思うのですが、その受付さんも出勤したその日から患部の痛みや、嘔吐が始まりました。

と、ここまでは母と同じケースなのですが、私はこの件で事故関連の法律や知識も必要なのだなと痛感させられました。

彼女は被害者であり、体にも受傷したことはもちろん、車も使い物にならなくなりました。

にもかかわらず彼女は満足に治療を受けることが出来ず、そして車も自分で買い替える羽目になったのです。

細かな経緯は個人的なことでしょうし、私にとっては職場の先輩にあたる方でしたので口をはさむこともできませんでした。

何よりその時に私に事故関連の法律の知識がありませんでした。
しかしながら「なぜ、事故の被害者なのに車も弁償されず、体が辛くてももう診ることが出来ないんだろう・・・。」と矛盾を強く感じました。

そして時は流れ、幸いにも士業の先生方と仲良くさせて頂く機会が多くなり、なかでも弁護士や行政書士の先生のお話から多くを学ばせて頂きました。

もちろん、その後自己流でも勉強をしたのですがやはり餅は餅屋。

プロの知識や実際を知る人達にはかないません。

ご縁の中で学ばせて頂いているうちに
「昔の○○さんのケースは確実に知識があれば展開は違っていただろうな~」と振り返りました。

この体験から交通事故の案件では「知ってるor知ってない」で大きく内容が変わるものがたくさんあり、また関わる患者様にはなるべく泣き寝入りや、不条理には付き合わせたくない。

そう思い患者様に今日まで啓発させて頂いております。

 

以上、長くなりましたし、思いのたけをただただ述べただけの文章なので読みにくい点もあったかと思いますが、こういった思いで施術にあたっている旨が少しでもお伝えできれば幸いと思い、文章という形にさせて頂きました。

ありがとうございました。