交通事故に遭いました、専業主婦の私は補償をもらえますか?


ご自身のご状況や年収などで補償が変わる?それとも一律?

確定的な情報や知識が無い方は以下をご参考ください。

まず答えを最初に申し上げますと、専業主婦の方も補償を受けれることができます。


目次

1.専業主婦の慰謝料の算定法

2.専業主婦の休業補償

3.家事に支障が出るような後遺症が残った場合


 

1.専業主婦の慰謝料の算定法

専業主婦の~と銘打ちましたが、基本的には皆さん一緒です。

慰謝料を算定するにあたって公式が存在します。

総治療日数(期間)×4,200円 or (通院実日数×2)×4,200円

の数値の少ない方となります。

 

例を挙げますと・・・。

90日間(約3ヵ月)の間に30回通院したAさんの場合

90日×4,200円=378,000円

(30回×2)×4,200円=252,000円

378,000円>252,000円

つまりAさんの慰謝料は252,000円となる計算です。

 

しかし上記の額は自賠責の限度額である120万円未満で納まった場合の目安です。

120万を超えると任意保険での算定基準になりますし、任意保険の基準でも
入院ありか入院なしかで金額が変わります。

またさらに弁護士に依頼するか否かで大きく金額が変わりますのでその点をご留意下さい。

ちなみに慰謝料が大幅に増額する場合は弁護士に依頼した場合に多いです。弁護士基準や裁判所基準とも言います。

もし懇意にしている弁護士の方がいらっしゃったり、通院中の病院や治療院で紹介を受けれるならお願いしても良いかもしれません。

2.専業主婦の休業補償

ここが実際はどうなの?とお思いの方も多いと思います。

ですが、答えは専業主婦の方も休業補償がもらえます

なぜかと申しますと、主婦業も立派な業と認められているからです。

その業に充てる時間を治療に充てたり、もしくは交通事故に起因する負傷などで一時的に家事がストップしてしまう場合があるからです。

計算方法は慰謝料算定と違ってシンプルです。

1日=5,700円です。

ただここで勘違いしてはいけないのが、事故治療の期間中ほったらかしで発生するわけではありません。

あくまで業を休したことに対して支払われるものなです。つまり通院することによって主婦業を休んだ等、実際は通院実績を問われます。

またこちらも自賠責、任意保険、弁護士と基準が違ってきます。

任意保険の場合までは自賠責とほぼ一緒なのですが、こちらも弁護士さんに計算してもらった方が増額する場合が多いです。

弁護士さんに計算してもらう場合には実際の年収を計算して算出しますが本件あくまで、専業主婦の方のお話です。主たる収入が無い場合はやはり5,700円で算定されるのでしょうか?

いえ、違います。弁護士に依頼した場合請求者と同じような状況の方の年収等を参考にして算出してくれます。

すこし分かりにくいので簡単に申し上げますと、今現在、日本人の平均年収はこれくらいだから~、この方と同じ学歴の方はこれくらいだから~、この方と同じ年齢の方はこれくらいだから~、など
「その方がもし働いていたらこれくらいは貰っていただろう。」

という計測可能なモデルから休業補償の根拠を持ってきてくれます。

その平均値から算出し休業補償を交渉・請求してくれます。

3.家事に支障が出るような後遺症が残った場合

事故の状況によっては、軽いむち打ちから体の自由を奪い本来の生活の質を取り戻せないほど負傷する場合があります。

もちろん命が助かった事が一番の幸いなのですが、後遺症を残したまま生活を営むのも肉体的にも精神的にも苦痛を生じるかと思います。

そこで後遺障害認定という制度があります。

これも専業主婦だから~、という縛りはなく、後遺症が発生した皆様に平等に受けて頂ける制度です。第1級から第14級まで存在し、等級に応じた金額が支給されます。

病院や治療院での治療でもどうしても症状が残ってしまう場合が現実にあります。

例えば、重度の骨折等の明らかに外見でわかるような症状から、脳挫傷などのいわば体の中の症状などです。他にも歯の欠損や聴力の喪失などがあるのですが、それらの症状に対して支払われるものです。

自賠責基準の14級で32万円、1級で1100万円となっております。

こちらも弁護士に依頼し、弁護士基準で算定してもらうと
14級で110万円、1級で2800万円と大きく差が生まれます。

後遺障害認定の詳細についてはこちらで詳しくまとめていますので
よろしければこちらもご覧ください。

→ 後遺障害認定とは?

 

上記、専業主婦の方が事故の被害者になって場合、おおよそ受けることが可能な補償を挙げていきました。

しかし交通事故のケースや相手方との過失割合などで若干の誤差は出るかと思います。そういった場合はまずは近くの専門家に相談しましょう。

最近では弁護士事務所でも交通事故案件の場合相談料が無料のところも増えてきています。

当院は豊中市にあります交通事故専門院です。

弁護士や行政書士とも連携をとっております。

北摂エリアや通院可能圏内で事故に遭われた方はご遠慮なくご相談ください。

当院の公式HP

→ 豊中市交通事故治療.com

後遺障害認定とは?弁護士を選任するメリットとは?

交通事故に遭うと損保会社の方とのやりとりやご自身で調べるときに後遺障害認定という言葉が出てくると思います。後遺障害認定とはいったい何でしょうか?
また弁護士を選任するメリットはどのようなものでしょうか?


目次

1.後遺障害認定とは・・・。

2.後遺障害認定を受けるには?

3.弁護士を選任するメリット

・賠償金の大幅な増額の可能性

・弁護士費用特約に加入している場合、(金300万円まで)実質的に無料で弁護士を選任できる

・適正な後遺障害等級認定を受けやすい

・法的トラブルはもちろん、相手方保険会社との面倒なやり取やりから解放


1.後遺障害認定とは・・・。

端的に申し上げますと、交通事故に起因する負傷が、これ以上の回復が治療によって起こり難いと判断され(症状固定状態)、医学的所見をもってその状態が認められ、日常生活に支障が起こりその状態を自賠法の各等級に相当すると認められたもの。

という事です。

少し難しいのでもっとかみ砕いて申し上げますと

事故のせいで負傷したケガが完全に治らなくて、完全に前の生活に戻る事が出来ない場合、後遺症として認定しますよ。

といった内容になります。

実際の等級表にある内容を少し列挙すると

・一眼の視力が〇・六以下になつたもの

・長管骨に変形を残すもの

・上肢の用を全廃したもの

などかなり具体的に詳細に定められています。

※詳しくご覧になりたい方はこちらがお勧めです。

→ 後遺障害等級表

 

2.後遺障害認定を受けるには?

損保会社に後遺障害認定を受けるための申請書の書式をもらいます。
そしてその書式を医師に書いてもらい、それを損保会社に提出します。

損保会社はその書式を専門保険機構に提出し、その機関から後遺障害認定が適切かどうかの調査が入ります。この際、最終的な診断書のほかにも通院の履歴や、症状の経過も判断材料に入ります。

しかし、手間もかかることから個人でその制度に申請するのは少々困難です。

そこでお勧めなのが弁護士を選任して任せる。という事です。

3.弁護士を選任するメリット

・賠償金の大幅な増額の可能性
・弁護士費用特約に加入している場合、(金300万円まで)実質的に無料で弁護士を選任できる
・適正な後遺障害等級認定を受けやすい
・法的トラブルはもちろん、相手方保険会社との面倒なやり取やりから解放

上記が挙げられますが、一つ一つ説明していきましょう。

・賠償金の大幅な増額の可能性

これに関しましては計算する基準法がそもそも変わるという事です。

一般的な場合だと、自賠責基準で諸々の賠償金が算定されるのですが、弁護士に依頼した場合は弁護士基準で算定されます。

弁護士基準で算定した方が賠償額が増額されます。

なぜ、二つの基準値に差が生まれるのかをかみ砕いて言うと

「一般的にはこれだけ(自賠責基準)ってあるけども、実際の生活を考えるとこれだけ(弁護士基準)くらいは賠償が必要だよね。」

といった事になります。

提示された額を個人が増額してくれと損保会社に頼んでも聞いてもらえる可能性は低いですが、弁護士を選任しなぜ必要なのかの根拠を提示してくれると増額する可能性が高くなります。

・弁護士費用特約に加入している場合、(金300万円まで)実質的に無料で弁護士を選任できる

弁護士特約。通称弁特という言葉を聞いたことはありますか?

もしかしたら忘れているだけで保険加入時にオプションでついているかもしれません。弁護士にかかる費用を300万円まで負担してくれる保険です。

通常弁護士に動いてもらうともちろんですが費用が掛かります。

その費用を保険で負担してもらえるという内容なのですが、実はこの保険、認知度も低ければ使用される事も少ないのです。

加入している方は自身の保険会社に問い合わせ、加入の有無を確認しましょう。

また未加入の方も数百円程度で付帯できるオプションなので、何が起こるかわからないので加入をお勧めします。

・適正な後遺障害等級認定を受けやすい

これが本記事のメインになると思うのですが、弁護士を介した場合とそうでない場合では後遺障害認定を受けれる可能性が随分変わってきます。

もちろん、弁護士を選任したほうが認定を受けやすいという事なのですが、もう一つの大きな違いは賠償額の違いです。

例えば・・・

 自賠責基準 弁護士(裁判所)基準
 14級  32万円  110万円
 6級  498万円  1180万円
 1級  1100万円  2800万円

と一目瞭然の差が出ています。

こういった費用を打ち切り後の治療費に充てたりすることが出来るわけです。

・法的トラブルはもちろん、相手方保険会社との面倒なやり取やりから解放

そしてすべてはこれに尽きると思います。

交通事故に遭った際スムーズに処理が進む事が最善ですが、そうでない場合もあります。

加害者側と過失割合で意見が食い違う。

損保会社とのやりとりにストレスを感じる。

などなど実際、それらを仕事や家事などと並行して行うとなるとかなり大変です。

そういったストレスから解放される為に、自分のすべきことに専念するために弁護士を選任する事をお勧めします。

私事なのですが、以前物損(駐車場内)でボディに傷をつけられるというトラブルに見舞われた時にも弁護士特約を使用し、弁護士の先生の選任を行いました。

非常にスムーズにやりとりしていただき、またボディの修理代金も返ってきました。

金銭的にも助かりましたし、一番はお金では買えない安心感を頂きました。

 

長くなりましたが、話をまとめさせて頂くと、あなたがもし事故に遭った際。その時には弁護士を選任することをお勧めします。
当院は豊中市にあります交通事故専門院です。

弁護士や行政書士とも連携をとっております。

北摂エリアや通院可能圏内で事故に遭われた方はご遠慮なくご相談ください。

当院の公式HP

→ 豊中市交通事故治療.com

交通事故治療への思い

交通事故での症状を承ることが可能な治療院さん、整形外科さんはたくさんありますが、当院での事故治療への取り組みは、代表のある思いがあります。

それは忘れられない二つの近しい人の事故でした。

【1.母親の交通事故】

私の母は20年以上も前に交通事故に遭いました。

友人の運転する車の後部座席に乗車していたのですが、横から追突されてかなりきつめのむち打ちと打撲を負いました。

命に別状はなかったのですが、その後病院に行き、「2週間は要安静」と指示されました。

安静と指示されただけですが、主だった治療は受けずそのまま2週間が経過しました。

代表はその時、まだ小学生くらいだったので、治療が~、損保会社が~、などの話はわかりません。

もちろん、母も人生初めての事故だったので対処の方法も分かりませんでした。
ましてや当時は一般家庭にはインターネットもなかった時代です。

2週間後、事故の治療の終了を告げられ、そのまま徐々に回復していくと思いきや、症状が遅れて出だしたのです。むしろ増悪しました。

患部の痛み、頭痛、吐き気、嘔吐が全く治まらず、それが1年以上続きました。

明らかに交通事故に起因する痛みだったらしいのですが。

交通事故の治療をすでに打ち切ってしまったので時すでに遅く、適切な治療を受けれませんでした。

その後、後遺症に苦しみ続け、毎年梅雨時期になると痛み、頭痛、吐き気に苦しみ、今では随分治まったものの完治には至っていません。

やはり交通事故・むち打ちの治療は初期段階での治療が非常に重要です。
症状は初期の段階で処置せずに経年してしまうと非常に回復が困難になる場合が多いのです。

治療家になってから「母の様な人を一人でも減らす為に早期治療の重要性を患者様にご理解頂く為に啓発・治療をしていこう。」そう思い皆様の施術に当たらせて頂いております。

これが事故治療に特化した専門院を作ろうと思った一つ目のきっかけです。

【2.同じ職場のスタッフの交通事故】

このお話は勤務時代のお話になるのですが・・・。

ある日、勤務先の受付さんの一人が交通事故にあったとの一報を受けました。
私がその職場にお世話になり1ヶ月が経過した時くらいだったと思います。

あとあと状況を聞いてみると車が横転するほどの事故だと聞きました。

当然その受付さんも無傷ではありませんでした。
確か検査入院を必要するほどの事故だったと聞いていたのですが、こちらも「2週間の安静」を告げられ安静にしておりました。

そして2週間後・・・。その受付さんは職場に自分の意志で復帰されました。
治療に関してももう問題ないだろうと自己判断して打ち切った後でした。

(え!?マシになったとしても治ってはいないんじゃないですか・・・。と心の中で思いましたが・・・。)

本人曰く「もう大丈夫だと思う!」とのことだったと思うのですが、その受付さんも出勤したその日から患部の痛みや、嘔吐が始まりました。

と、ここまでは母と同じケースなのですが、私はこの件で事故関連の法律や知識も必要なのだなと痛感させられました。

彼女は被害者であり、体にも受傷したことはもちろん、車も使い物にならなくなりました。

にもかかわらず彼女は満足に治療を受けることが出来ず、そして車も自分で買い替える羽目になったのです。

細かな経緯は個人的なことでしょうし、私にとっては職場の先輩にあたる方でしたので口をはさむこともできませんでした。

何よりその時に私に事故関連の法律の知識がありませんでした。
しかしながら「なぜ、事故の被害者なのに車も弁償されず、体が辛くてももう診ることが出来ないんだろう・・・。」と矛盾を強く感じました。

そして時は流れ、幸いにも士業の先生方と仲良くさせて頂く機会が多くなり、なかでも弁護士や行政書士の先生のお話から多くを学ばせて頂きました。

もちろん、その後自己流でも勉強をしたのですがやはり餅は餅屋。

プロの知識や実際を知る人達にはかないません。

ご縁の中で学ばせて頂いているうちに
「昔の○○さんのケースは確実に知識があれば展開は違っていただろうな~」と振り返りました。

この体験から交通事故の案件では「知ってるor知ってない」で大きく内容が変わるものがたくさんあり、また関わる患者様にはなるべく泣き寝入りや、不条理には付き合わせたくない。

そう思い患者様に今日まで啓発させて頂いております。

 

以上、長くなりましたし、思いのたけをただただ述べただけの文章なので読みにくい点もあったかと思いますが、こういった思いで施術にあたっている旨が少しでもお伝えできれば幸いと思い、文章という形にさせて頂きました。

ありがとうございました。